社員インタビュー

乗務員インタビュー
Sさん

乗務員インタビュー Sさん

定年後の新たな挑戦——もう一度“プレーヤー”として働く喜び

定年後の新たな挑戦——もう一度“プレーヤー”として働く喜び
私は以前、同じ業界で内勤職員として20年近く勤めておりましたが、その前にはプレーヤーとして乗務員をしていた時期もありました。定年を迎えたのを機に「もう一度、直接お客様と接する仕事がしたい」と思い、この会社に入社しました。現在は2年半ほどが経ちます。
この会社を選んだ理由は、自宅から通いやすいという点と、職場の雰囲気が柔らかく、とても働きやすいと感じたからです。実際に入社してみて、社員同士の関係性もよく、ギスギスした空気がなく、落ち着いた雰囲気の中で仕事ができています。
タクシードライバーという仕事は、高齢の方、体が不自由な方、子育て中のお母さんなど、日常の移動に困っている方々をサポートできる、とても社会的意義のある仕事だと感じています。だからこそ、自分にできる限り、力になりたいという思いで日々乗務しています。

自分のリズムで働ける、セルフマネジメントの魅力

自分のリズムで働ける、セルフマネジメントの魅力
私の1日は朝7時に起床し、妻を職場に送ってから会社へ出勤。10時の点呼に間に合うように出庫の準備をし、午前中は主に水元や金町エリアで病院への送迎や保育園への送りなどを担当します。午後はそのまま流し営業や無線配車でお客様に対応し、夕方は大手町・丸の内などのビジネス街での業務が中心になります。夕食をとった後は深夜帯の営業に移り、終電を逃した方の送迎などに対応する形です。
長時間の勤務になるため、セルフマネジメントは非常に重要です。休憩の時間をあらかじめ決めておくことで、安定したペースで1日を乗り切ることができます。慣れてしまえば、自分のペースで動けるこの仕事はとても快適です。
また、有給休暇の申請や勤務日の調整も柔軟に対応してもらえるため、家庭やプライベートの都合にも対応しやすいと感じています。

若い世代にこそ伝えたい、タクシーという仕事の可能性

若い世代にこそ伝えたい、タクシーという仕事の可能性
タクシー会社には、実にさまざまなバックグラウンドを持つ方が集まってきます。元経営者や学校の先生、異業種からの転職者など、話をしていてとても刺激になります。人生経験の豊富な方が多く、そうした人たちと会話をするのもこの仕事の楽しみのひとつです。
私はこの仕事を始めた当初、タクシードライバーに対してあまり良いイメージを持っていなかったのですが、実際に働いてみると、勤務時間のコントロールがしやすく、家庭との両立がしやすいことに気づきました。例えば朝6時までに帰宅すれば、子どもが起きる前に家に戻ることができ、朝の「おはよう」や「いってらっしゃい」が交わせますし、帰宅後に「おかえり」も言える。子育て期には理想的な働き方だと感じました。
若い世代の方々には、長くこの業界で活躍してほしいと心から願っています。